設計との類似性から得られる教訓
モラル問題の解決と設計は類似している。
両者を比べることでウィットベックは以下の教訓を導き出している。
詳しくは「技術倫理1、 C. Whitbeck 著、札野・飯野訳、みすず書房」
を参照されたい。
- 置かれた状況の中の未知の要素、不確かな要素の検討から始めよ!
だからといって事実がはっきりするまで何もしなくても良いわけではない!
主観を抑え客観的事実だけを皆に伝え、早急な事実関係の把握と、
その状況下でとるべき行動をとれ!
- 実行可能なさまざまな策をさぐることと問題の明確化は別問題である。
策を探るためにはできるだけ多くの情報を集めよ!
一つの解を得て満足してはいけない!
問題をよく調べることが新たな解の発見につながることもある!
- 多くの場合、可能な解決策を最初から同時並行で進めていくことが大切である。
そうすれば一つの策が障害にぶつかっても、他の策で先に進める!
一つの策に絞って行動するのは効率的に見えるが、
その策が不可能となったとき途方にくれることになる!
時間的制約を考慮して行動せよ!
- 実際の問題はダイナミックに変化していく。それを考慮して行動せよ!
ある時点では許される策が、翌日には許されなくなることもある!
その時点、時点で最適の策を探れ!
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