心理的利己主義と倫理的利己主義


人は誰しも自己の利益を大きくしたいという欲求を持っている。 ただ、これは普通に言う利己主義(egoism)とはちょっと異なる。

普通に言う利己主義は「自分のことばかりを考え、他人のことを顧みない」 という「自分勝手」という言葉と同じ意味に使われる。 心理的利己主義はそうではなく、 「他人を思いやる行為でも、その心理を掘り下げると、実は自分の利益のために している」という指摘である。 そこでは行為者本人がそのことに気づいているか否かは問題ではない。 他人のため、すなわち利他的な欲求も、結局は利己的欲求に還元されるとする。 例えば「他人に施しをするのも、それが気持ちのいいものであるから」 と説明できる。
もっと詳しく知りたければ ここを読んでください。

倫理的利己主義は 「自分にとって最大の利益となることは、社会全体の利益にもなる」 「社会全体の利益は自分にとっても利益である」 という古典的功利主義の前提である。 もっと詳しく知りたければ ここを読んでください。
なお、功利主義については ここも参照されたい。 この前提が正しいかどうかについてはもちろん疑問もある。

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